その1. 普段ご利用のタイヤ販売店に連絡
まず一つ目は、普段ご利用のタイヤ販売店に連絡して対処する方法です。
この場合は、タイヤ販売店におまかせでいいと思いますが、
その販売店に出張サービスがない場合は、応急処置として自分で対処しなくてはいけません。
その2. 自分で応急処置スペアタイヤもしくは応急修理剤
そこで二つ目として、自分で応急処置をすることになりますが、処置方法は車両によって異なります。
スペアタイヤがあれば交換します。(※交換方法は後ほど説明します。)
スペアタイヤがない場合、応急修理剤が搭載されている車と、何も無い車とあります。
応急修理剤が搭載されている車であれば、取扱説明書の通りに応急修理をしてください。
何もない車の場合、装着されているタイヤは「ランフラットタイヤ」と呼ばれる特殊なタイヤだと思われます。
ランフラットタイヤが付いていた場合、そのまま空気のない状態でも走ることができるので
最寄りのタイヤ販売店まで走ってください。
※ホイールが変形している場合は走れないのでロードサービスを呼んでください。
応急修理剤が搭載された車の場合は、修理剤を充填して走ることになりますが、
パンクの原因が、大きなものが刺さっていたり、タイヤが切れている場合は、
修理剤が機能しないのでロードサービスを呼んでレッカー移動となります。
仮に修理剤が機能して走ることができても、その後はパンク修理ができないので新品交換となります。
「ランフラットタイヤ」装着車両の場合も同様です。
「ランフラットタイヤ」装着車両の場合でも中古車として購入した場合は、
前のオーナーが普通のタイヤに変えてしまっている場合があります。
「ランフラットタイヤ」の確認方法としてタイヤのサイドウォールの表示を見ます。
各メーカーの表示が異なるので代表的なものをお知らせします。
ブリヂストン |
RFT |
---|---|
ダンロップ |
DSST |
トーヨータイヤ |
TRF |
ヨコハマタイヤ |
ZPS |
ミシュラン |
ZP |
グッドイヤー |
EMT |
上記のような表示があれば「ランフラットタイヤ」ですが、お近くのタイヤ販売店で確認することをおすすめします。
スリップサインが出ていると、雨の日に滑りやすくなったり、ブレーキの効きが悪くなったりと、事故に繋がる可能性が高まり危険です。杉浦タイヤでは不要な交換は薦めません。適正な交換時期を見極めるのも私の仕事です。